ベッドは日々の生活を豊かにしてくれますが、空間を占領してしまうというデメリットがあります。大学生の平均的な一人暮らしの部屋にベッドを置くには、サイズや価格に注意しないといけません。
この記事ではベッドが本当に必要なのか、大学生におすすめできるベッドを紹介します。
まずは自分がベッドが必要なのかどうか確認してみましょう。
2024.02.02 記事を公開しました。
目次
一人暮らしの大学生にとってベッドは必要？｜布団とベッドのどちらが寝心地が良い？
ベッドが必要かどうかは住んでいる環境や個人の好みによって変わってきます。まず、寝具の種類について確認して行きましょう。
ベッド
敷布団
寝具と聞いて多くの人がベッドと敷布団をイメージすると思います。どちらもメリット・デメリットがあり、それぞれの違いを重要視て選択をすることが重要です。以下の診断チャートを参考に自分がベッドと敷布団どちらに向いているか確認してみましょう。
もし部屋のスペースが限られていてベッドが置けそうにない場合は敷布団の方がおすすめです。
スペースが確保できる場合は、できるだけベッドを置くことをおすすめします。ベッドは金額や扱いやすさ以上に、快適な寝心地やインテリアとしての機能があるメリットがあります。
ベッドのメリット・デメリット
- 快適な睡眠環境
- 片付ける・収納する必要がない
- デザインの多様性
ベッドは良質な睡眠をサポートする役割があります。適切なマットレスと枕を選ぶことで、体重の分散や体圧の軽減などが可能です。これにより、心地よい眠りを得ることができます。
また、冬場は敷布団だと冷気を感じやすいです。ベッドだと高さを確保できるので、快適な環境下で睡眠ができます。
ベッドはそのままの状態で使用できるため、寝具や枕を片付ける手間がありません。家に帰って気軽にくつろげる空間があることは生活を豊かにさせてくれます。
ベッドはそのデザインの多様性が魅力の一つです。異なるスタイルや素材、カラーのベッドが市場に豊富に存在し、自分の好みや部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
- スペースを占有する
- 移動しにくい、取り扱いが難しい
- 初期費用がかかる
ベッドは一般的に比較的大きな家具であり、寝室のスペースを相当な部分を占めます。1Kやワンルームに住んでいる方は、ベッドのサイズや配置に注意が必要です。ロフトベッドを使って場所を確保するのも一つの手段でしょう。
ベッドは一度設置すると、移動や取り扱いが難しいという課題があります。引っ越しや部屋の模様替えを考えている場合、ベッドの重さや大きさを考慮する必要があります。
良質なベッドやマットレスは一定の初期費用がかかります。特に高品質な寝具やデザイン性の高いベッドを求める場合、予算を確保する必要があります。
敷布団のメリット・デメリット
- スペースを節約することができる
- 初期費用が安い
- お手入れしやすい
狭い部屋に住んでいる場合やスペースの制約がある場合、敷布団はスペースを節約できるためおすすめです。常にベッドを置いておくスペースがない人には、たたむだけでスペースを作ることができる敷布団の購入も検討してみましょう。
また、初期費用やお手入れのしやすさも挙げられます。ベッドと違い敷布団は簡単に洗うことができます。
- 毎回収納をする必要する必要がある
- 放置しているとカビの原因になる
- 気軽にリラックスできるスペースが減る
毎回収納をしないといけないというデメリットが敷き布団にはあります。もし、敷布団を敷きっぱなしにしていると、布団の下にカビが生えてしまう可能性があります。
また、毎回しまう必要がある敷布団はベッドと違い気軽にリラックスできません。外から帰ってきて一息つきたい時に敷布団しか持ってない場合はもう一度敷き直す必要があります。
大学生のためのベッドの選び方
ベッドは以下の点に注意して選びましょう。
特に大きさが合わないとそもそも部屋に置くことができないかもしれません。
また、ベッドに必要な寝具はいくつかあります。
- ベッド本体
- マットレス
- ベッドパッド
- ボックスシーツ
- 掛け布団
- 掛け布団カバー
- 枕
- 枕カバー
それぞれの特性について理解して快適なベッドを購入しましょう。
ベッドのサイズと部屋の大きさ｜コンパクトなデザインがおすすめ
ベッドの大きさについて確認しておきましょう。
| セミシングル | 幅: 約90cm 長さ: 約195cm | 一人用のベッドサイズだが少しサイズが小さい 一人暮らしの部屋や子供部屋に適している |
| シングル | 幅: 約100cm 長さ: 約195cm | 一人用の基本的なベッドサイズ |
| セミダブル | 幅: 約120cm 長さ: 約195cm | 広々とベッドを使いたい方におすすめのサイズ |
| ダブル | 幅: 約140cm 長さ: 約195cm | カップルや寝返りを打ちたい人向け 広めで快適な寝心地が魅力 一人で使うには少し大きい |
| クイーン | 幅: 約160cm 長さ: 約195cm | より広い寝室やカップルが十分なスペースを |
| キング | 幅: 約180cm 長さ: 約195cm | 最大限の広さを求めるカップルにおすすめ 寝室に十分な広さが必要 |
一人暮らしの方は「セミシングル・シングル・セミダブル」から選ぶと良いでしょう。ただ、ほとんどの方はシングルで十分です。
特に部屋の広さが6畳ほどの方はセミダブル以上を選ぶとかなり部屋を占領してしまうので、しっかりベッドを置いたときのシミュレーションをしておきましょう。
寝心地｜マットレスが重要
寝心地を決める要素は複数ありますが、最も重要なのはマットレスです。マットレスにはたくさんの種類があります。以下はマットレスの種類の一部です。
- ボンネルコイルマットレス
- ポケットコイルマットレス
- 高反発ウレタンマットレス
- 低反発ウレタンマットレス
- ファイバーマットレス
- ラテックスマットレス
価格、市場に出回っている品数などの点から「ボンネルコイルマットレス・ポケットコイルマットレス・高反発ウレタンマットレス・低反発ウレタンマットレス」の4つから選ぶといいでしょう。
ボンネルコイルマットレス・ポケットコイルマットレスは、中には金属のコイル（バネ）が入っています。ボンネルコイルマットレスはコイル同士が連結しており、ポケットコイルマットレスはコイル単体が独立しています。両方とも硬めの寝心地です。
高反発ウレタンマットレス・低反発ウレタンマットレスは、ウレタンが中に入っています。低反発ウレタンマットレスは体にフィットしやすく柔らかいです。そのため、包み込まれるような寝心地を得られますが、人によっては寝にくいと感じる方もいるでしょう。
予算に合った金額｜相場は約1万円から5万円
シングルベッドの相場は、約1万円から5万円です。高級な素材や機能を備えたものはそれ以上の価格帯になることがあります。また、マットレスが付いているかいないかによっても大きく変わってきます。
もちろん1万円より安いものもありますが、耐久力を考慮すると1万円から3万円の間で検討すると良いでしょう。
ベッドを購入する際は、マットレス付きかそうでないかも確認しておきましょう。また、枕や掛け布団、シーツなどの購入も必要です。全部合わせて3〜5万円弱ほどかかると思っていると良いでしょう。
おすすめのベッド｜安くて使いやすいベッドを紹介
ベッドと言っても多くの種類、デザイン、販売形態があります。
ロフトベッドを活用すれば、ロフトベッドの下の空間を有効活用することができるため、スペースが限られている方にもおすすめです。また、収納付きベッドは収納家具の節約にもなります。
自分に合うベッドを購入しましょう。
ロフトベッド｜ロフトベッド
| メーカー | LOWYA |
| 製品名 | ロフトベッド 宮棚・コンセント付き [高さ2段階調節] |
| サイズ | 幅101.5×奥行232×高さ180cm（床下143cm） ※ミドル高さ151cm（床下114cm） |
| マットレスの有無 | なし |
| カラー | ホワイト・ブラック |
| 価格 | 32,990円 |
ロフトベッドは、ベッドの下にスペースができるため、その空間を有効に活用できます。このスペースを書斎、収納、ソファなどの他の用途に使うことができます。
デザインもシンプルで、ナチュラルやホワイトインテリアとあう白とヴィンテージやモノトーンにあう黒の2種類があります。
部屋のスペースを確保したい方は、ロフトベッドがおすすめです。
すのこベッド
| メーカー | LOWYA |
| 製品名 | ベッドフレーム 単品orマットレスセット すのこベッド 木製ベッド スチール脚 |
| サイズ | 幅99×奥行196×高さ24cm |
| マットレスの有無 | ボンネルコイルマットレス付き（単品もあり） |
| カラー | ウォールナット・シャビーナチュラル |
| 価格 | 25,980円 |
ベッドとマットレスがついて3万円以下なので、かなり安いです。シンプルな作りでオシャレな部屋を作りたい方に適しています。また、洗練さをプラスするスチール脚がお部屋のスタイリッシュで居心地の良いお部屋にしてくれます。
すのこ床が年中を通して通気性をよくしてくれます。通気性の良さはダニやカビの原因にもなる汗の逃げ道になります。
パイプベッド｜インダストリアルデザイン
| メーカー | LOWYA |
| 製品名 | ベッドフレーム パイプ管 収納 インダストリアル キッズ |
| サイズ | 幅206×奥行102×高さ95cm |
| マットレスの有無 | なし |
| カラー | ブラック |
| 価格 | 17,990円 |
このベッドのデザインの特徴として新品のようなキレイさよりも、 使いこなされたような、こなれ感があります。モノトーンやヴィンテージの部屋におすすめです。
ベッドの底は通気性のいいメッシュ床なので清潔にマットレスを保てます。また、ベッド下のスペースを収納に使うこともできます。
収納付きすのこベッド｜収納付き
| メーカー | LOWYA |
| 製品名 | ベッドフレーム 単品orマットレスセット 収納付きベッド すのこベッド 大容量収納 木製ベッド スチール脚 |
| サイズ | 幅99×奥行196.2×高さ31.1cm |
| マットレスの有無 | ボンネルコイルマットレス付き（単品もあり） |
| カラー | シャビーナチュラル |
| 価格 | 44,980円 |
このベッドは衣類などを収納するための引き出しも備わっている機能的ベッドです。マットレスもついており5万円以下で購入ができるのでとてもお得です。
ナチュラルやモダン、北欧にも合うデザインでどんな部屋にも馴染みます。
ロータイプベッド
| メーカー | LOWYA |
| 製品名 | べッドフレーム ロータイプ 木目調 モダン |
| サイズ | 幅120×奥行200×高さ17.8cm |
| マットレスの有無 | 選べるマットレス付き（単品もあり） |
| カラー | ウォールナット・シャビーナチュラル |
| 価格 | 29,980円 （選んだマットレスの種類により価格は変動します） |
北欧スタイルやナチュラルに合うベッドです。価格もお手頃で学生向けのベッドです。シンプルな作りが和室にも洋室にも合う作りになっています。
ロースタイルのベッドなので、天井が高く感じられ開放的なスペースを生み出します。
マットレスは三段階の硬さがあり選ぶことができます。ただし、マットレスは硬さによって価格・種類（ボンネルかポケットか）が違うので販売ページでの確認が必要です。
【無印良品】脚付マットレス
| メーカー | 無印良品（Amazonで販売） |
| 製品名 | 脚付マットレス 高密度ポケットコイル スモール （脚は別売り） |
| サイズ | 幅98×奥行198×高さ26cm |
| マットレスの有無 | 高密度ポケットコイルマットレス |
| カラー | ウォールナット・シャビーナチュラル |
| 価格 | 販売ページでご確認ください |
無印良品の脚付マットレスです。マットレスと脚は別売りなので両方購入する必要があります。
脚は5~26cmまで5種類販売されています。デザインもシンプルで、オシャレな部屋というよりシンプルで洗練された部屋に住みたい方、無印良品で部屋を揃えたい方におすすめです。
ベッドの代わりになるもの
敷布団を使いたい方でも床にそのまま布団を敷くのは避け流ことをお勧めします。通気性が確保できないほか、床の汚れが布団についてしまいます。それを避けるためにすのこを活用しましょう。
| メーカー | タンスのゲン（Amazonで販売） |
| 製品名 | すのこ 折りたたみ 完成品 |
| サイズ | 幅100×奥行き200×高さ2.5cm |
| 価格 | 販売ページでご確認ください |
このすのこは丸めて押し入れに保管しておくことができます。インテリアとしての役割は低いですが、ベッドよりはるかに安い価格で購入すことが可能です。
敷布団を利用したい方はすのこを利用しましょう。
一人暮らしで実はいらない家具・家電
一人暮らしにおいてベッドのように実はいらない、代替可能な家具家電があります。
・照明具
・デスク
・電気ポット
・トースター
・ソファ
照明具はオシャレな部屋にするために重要なアイテムですが、備え付けの照明器具でも生活することは可能です。余裕のある方はぜひ揃えましょう。
デスクやソファは必要な方だけ買いましょう。デスクはゲームをする方やテーブルで勉強をするのが苦手な方におすすめです。ソファは家が広くてくつろぐ空間が欲しい方にぴったりのアイテムです。
電気ポットやトースターは新生活をやってみて欲しいと思ったタイミングで購入すると良いでしょう。
ベッドは日々の大学生活にくつろぎを与える家具
ベッドは日々の大学生活においてくつろぎを与える重要な家具の一つです。大学生活は多忙でストレスの多い時期であり、良い睡眠は健康と学業の成功に重要な役割を果たします。
ベッドの選び方に注意して、質のいい睡眠を得ることができるベッドを購入しましょう。
また、敷布団を購入したい方もすのこなどを活用することで通気性を保つことができ、より快適な睡眠を得られます。
